前回の日記で、ジム帰りに流れ星を発見して、家についてからも、ガレージから、夜空をあおぎ見たことを書きました。
あおぎ見る。
アオギミル。
僕は、「あおぎ見る」って言葉が、好きなんです。
それには、理由があります。
僕が、初めて、「あおぎ見る」という言葉を耳にしたのは、6才のとき。
1982年4月のこと。
(1982年4月って、500円玉が登場したときね。
あと、中森明菜がデビュゥしたりとか。)
このとき、小学校に入学。
で、小学校の校歌に、「あおぎ見る」があったわけです。
まあ、アオギミル、なんて言葉、意味、わかるわけもなく。
“青・ギミル?”みたいな。
メロディにのせ、アオギミル、と、毎朝、歌う(歌わされる)毎日が始まりました。
その後、6年間。
で、その歌詞の中で、主人公は、いったい、何をあおぎ見ていたのか。
次の3つの中から選んでください。
・・って、クイズ形式にしようかと思ったけど、やめた。
あおぎ見たのは、眉山(びざん)よ。
まさし原作の小説「眉山」の、あの眉山ね。
菜々子主演の『眉山』ね。
僕が生まれて、18歳まで生活をした町は、眉山の北側、ふもとにあって。
まさしく、ほんと、無意識ではあるけど、たしかに、18年間、眉山をあおぎ見て生きてた。
そんでよ。
歌詞に出てくる眉山は、「びざん」ではなく、「まゆやま」なの。
あえて。
渋くね?
♪南の空にさわやかな
緑の眉山 あおぎ見る
これ、校歌の歌いだし。
「ミドリノマユヤマ アオギミル~♪」って、6才にとっちゃぁ、ただの呪文ね。
あおぎ見る、って言葉、なんだか、やけに仰々しくって。
でも、なつかしくって、なんか、好きなんです。
追伸:
菅内閣で内閣官房長官やってる仙谷由人も、僕と同じ小学校出身だから、彼も「アオギミル~」って、毎朝歌ってたはずだよ。
追伸2:
僕と同じ、1982年4月に小学校に入学した有名人に、今やその存在が社会現象にまでなっている、あの「さかなクン」もいるよ。
彼のこと、こないだ調べてて、同い年って知って、びっくり!