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風の道のふたり

昨日は、やっと、職場に、『UTAU』、Amazonから届いた。
大貫妙子&坂本龍一、ね。
発売から1日遅れ。
おとといから、経理に荷物が届いてやしないかって、気にしてた。
(11月11日、ポッキーの日に、ポッキーのCM出演中のアーティストのCDが届く偶然。)



大きな箱に、CDが・・。
ヴィデオテープが9本くらい入りそうな、大きな箱をあけると、CDが、底にへばりついてた。
「スーパーエコパッケージCD」っていう、かなり簡素なパッケージのCDを買ったんだけど、そのパッケージの厚さって2mmくらい。
そんな薄いCDが、こんな大きな箱に入って届くって・・。
よく、箱の底に、へばりついててくれたもんだ。
てゆか、これって、エコ?!



昨日は、仕事の前にジムに行ってて、車だったんで、休憩のときに、初めてCDを聴いた。
坂本龍一のピアノと大貫妙子の歌だけ、っていう、シンプルなもの。
仕事のあとも、ちょっと遠回りしてドライヴ、CDを全部聴いたよ。



(映画『鉄道員(ぽっぽや)』の主題歌だった、坂本美雨の「鉄道員」のカヴァも入ってる。
この歌のタイトルに、Poppoya、って、ルビっぽく書かれてて・・。

坂本美雨の「鉄道員」は、シングルを持ってたんだけど、確か、そのパッケージに、TETSUDOINって書かれてたと思うんだよね。
だから、歌のタイトルは、「てつどういん」って読むんだと、この10年くらい、信じてたんだけど。
歌のタイトルも、「ぽっぽや」って読むのかな?
すごく気になる。

坂本美雨のアルバム『ドーン ピンク』には、「鉄道員」は、英語の歌詞のヴァージョンが収録された。
そういや、坂本美雨って、最初は、覆面歌手っぽく、出てきたよね。
あら、はなしが脱線してきてる。)

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アルバムの最後の曲は、「風の道」って歌。
28年前の、大貫さんの曲の、セルフカヴァ。
この歌の歌詞が、これまた極限まで言葉をそぎ落としてるって感じのもので、大好きな歌詞なんだけどね。
そんなこと、ズバッと言われたら、もう、ほかに何も言うことはない・・、って感じの、サビの歌詞なんだよ。


28年前の大貫さんとは、今、声質、だいぶ変わってる。
で、今の大貫さんが、「風の道」を歌ってるの、ものすごく重みがあった。
シンプルな言葉の歌だから、行間のパワーが強力な歌なんだけど、そのパワーが、より強力になってて。


それに、久しぶりの、大貫妙子と坂本龍一が組んだアルバム。
「風の道」に登場する2人って、大貫妙子と坂本龍一のこと、ってとらえることもできて・・。


昨夜、CDを聴き終えて帰宅したときは、感慨深いのを通り越して、はぁぁ・・、って、ため息をついてしまったわ。
でも、自分の曲のセルフカヴァって、あんまり好きじゃないんだけど、この曲は、大正解、って思った。

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今月半ばから、このふたりが、全国ツァーを始める。
12月あたま、岡山県で公演があって、行こうかとしてたんだけど、福岡ドライヴ旅行を選んで、ライヴは、行くの、やめた。
どちらかというと、生で聴くなら、歌より、このふたりのトークライヴのほうがいいかも。
風の道のふたり_f0207134_16542173.jpg

by ishokuju | 2010-11-12 16:54 | ため息が出る
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