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えのきだけと中島みゆき

みんな、えのきだけのこと、どれくらい知ってる??



中国では、便秘の特効薬として使われるんですって。
水煮して味付けしたものが、なめたけなんですって。
生のえのきだけに含まれるたんぱく質のフラムトキシンには、強心作用があるんですって。
(強心作用って、なに?)


瓶による人工栽培法は、長谷川五作が1923年に指導をし、1931年頃に長野県で生産が始められ、1942年に一時中止となったが、1953年に再開、1960年代には全国に広がった・ん・・・ですって!



へーそうなんだ、すっかり詳しくなったー。

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こないだの日曜にね、映画、観た。
『ゼロの焦点』。
鑑賞後、一緒に観てた、最年長の友人が、発言したんだ。
あの時代に、えのきだけってあったのだろうか、と。


あの時代、というのは、この映画が描いている時代が、1957年とか1958年とかなんだ。
50年前。
原作の小説が発表されたときは、現代だったんだけどね。
つまり、50年もむかしに書かれた小説が原作ってこと。


劇中、主人公の女の子が、ダンナの帰りを待ってる、ってところがあるんだ。
長かった出張から、今日、帰ってくる。
彼女、ウキウキ、ラジオの歌にあわせて一緒に口ずさんだりして。
で、夕食の準備をしている。

準備してたのは、すき焼きみたい。
お肉、お野菜、そんなのの横に、えのきだけが・・・・。


えーっと、一緒に映画を見た友人は、その、えのきだけが気になったみたい・・。
あの時代に、えのきだけ、あった? って。


それで、えのきだけの歴史、調べたわけよ・・・。
その結果、この映画に、えのきだけが出てくるのは、間違いでは、なかった。

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えのきだけのはなしは、もういいわ。
映画、超おもしろかった。
まじ、感動感激。
今年、観た映画の中では、ダントツ、1位。
今年、に限らず、ここ数年の中では、1位よ。

ほんと、よくできた映画だったな。
2時間ちょっとの時間が、あっという間だった。
中だるみ、みたいなの、全くなかった。
ギュッ、ってつまってた。

次の日とか、まだ、映画の余韻から抜けられなくって。
久子(って登場人物がいるの)の方言が耳からはなれない・・、みたいな。

古い街並みとか、あれ、どうやって再現してるんだろ。
CGかな。
ものすごいお金がかかってたりして?
でも、むかしの風景をこんなにも再現しました! 的な、おおげさな感じじゃないんだよね。
50年前に撮影された白黒映画を、カラーに置き換えた、みたいな、自然な感じで。



(怒涛の2時間ちょっとの映画が終わって、エンドロール。
そこで、いきなり、中島みゆきが、きばりながら歌いだした。
主題歌・・、なのかな・・。

なんか、ちょっと、いきなりすぎ。
えっと、映画にあまり、なじんでないような。
そこだけ、ちょっと浮いてるというか。

映画と中島みゆきの歌、はっきりいって、なにも関連性はなくって、ちょっと変だった。
歌じたいは、いい歌なんだけど。
映画の宣伝で流すのはいいけど、本編で流れるのは、不思議な感じかも。)



『ゼロの焦点』、マジおすすめだゼ!
2、3日、映画の世界から抜け出せないゼ!
市毛良枝も出てるんだゼ!
by ishokuju | 2009-12-04 00:03 | ため息が出る
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