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机の上に置いていた2冊の本

今日は、僕が大切にしている本の話をしようと思います。


それは、山田詠美『120%COOOL』と、村上龍『昭和歌謡大全集』の、2冊の単行本です。
文庫本じゃなくって、単行本。

今から11年前の、ちょうど今の時期に、書店の新刊コーナーに平積みされていた小説です。

11年前の今の時期、って言われても、なんなんだ?って思われるかもしれませんが。
11年前の今の時期は、僕は高校卒業を控えていて、春からは大学生、という、そういう時期でした。
僕にとっては、忘れられない時期です。

無事卒業も決まってて、4月から住む部屋も決まってて(福岡県にある大学に進学しました)、僕は教習所なんかに通ってました。

そんな時期に買ったのが、この2冊の最新刊の小説なんです。


徳島(僕の地元)から福岡への引越しの荷物の中に、この『120%COOOL』と『昭和歌謡大全集』はあって。
今思うと、そんなのわざわざ持っていかなくてもいいんだけれどね。

で、新しい部屋の机の上に、この2冊の単行本を並べて置いていたんです。


幾度もした引越しなんかで、本はたくさん売ったり捨てたりしたんだけれど。
でも、この2冊の本は、いつも僕の部屋にありました。
今も。


とても大切な本。
この2冊を手にとってみるだけで、とても胸が痛いような、変な気分になる。
僕にとっては激動の時代だった、始めての一人暮らし、そのときにそばにあった2冊の本なんです。
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by ishokuju | 2005-02-12 00:00 | テレビや映画、本のこと | Comments(0)

さみしかった初めてのライヴ

1995年1月31日。

この日は、僕が初めて松任谷由実のライヴを観た日です。
とてもとても、大切な記念日です。


そして、この日から、ちょうど10年がたってしまいました。


10年前。
僕は、福岡県にある大学に通う、学生でした。
19歳。

ライヴの会場は、福岡国際センター。
初めて見るユーミンのライヴは、感動、唖然、衝撃、いろんなのが混ざったものを僕に与えました。


このライヴ、僕は、ひとりで観たんです。
一緒にライヴを観るユーミンファンの友達は、このころいなかったのです。
ユーミンファンの友達どころか、普通の友達も、そんなにいなかったのです。

チケットを買うときも、ひとりでぴあに並んで。
ひとりでライヴを観て。


ライヴを観た感動を、口に出して話をできる相手が、いなかったんです。
とても、さみしかった。

10年前の初ライヴ、ライヴが終わって外に出ると、雪が降っていました。
会場のロビーの中にまで、雪が吹き込んでいて。

買ったパンフが雪に触れぬよう、コートの中にパンフを入れて、しっかり抱いて会場をあとにしました。


今、僕には、一緒にユーミンのライヴに行く友達がいて、とてもうれしい。
一緒に騒げる友達がいて。
でも、ライヴを見終わった後は、いつも、あの雪のなかをひとりで帰った初ライヴのことを思い出してしまいます。
もう、あんなさみしい思いはしたくないなあ、って。
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by ishokuju | 2005-02-01 00:00 | MUSIC | Comments(0)