カテゴリ:ため息が出る( 67 )

フレッシュ トクモト、さようなら

フレッシュ トクモト、さようなら。

昨日から、徳島に帰郷してて、実家に泊まってたよ。
母から、悲しい知らせ、聞いた。

フレッシュ トクモトが、今月15日で、閉店するんだって。
ええーー・・。
昭和39年のオゥプンで、51年の営業だったらしい。

僕の実家は、40年ちょっと前に建ったんだけど、そのころから、母は、ずっと、ここで買い物してた。
言い換えるなら、フレッシュ トクモトの食材が、赤ちゃんだった僕を18歳まで育てたってこと。

今日は、母と、フレッシュ トクモトに買い物に行った。
見納め。

小さなスーパー。
小学校のとき、遠足の前の日にお菓子を買いに行くけど、そういうときは、遠いけど、佐古駅前のキョーエイに行ってた。
キョーエイのほうが、お菓子の種類が多いんだもん。
あのころは、目の前にある幸せに気づいていなかった。
なんちて。

もう、お店のなか、棚、がらがら。
全商品、2割引だった。

フレッシュ トクモト、さようなら。
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by ishokuju | 2016-01-11 20:44 | ため息が出る | Comments(0)

完走証にこみあげる

今日、働いてたら、社長の奥様が僕のところに来て。
日曜に、トライアスロンの祝勝会、慰労会、的なお食事会を開催することになった、と。
これは、行かねばならぬ。

明日から、関西旅行を計画してたんだけど。
それは、またにすることにした。
あさって、肉料理、食いにいくぜ。

明日は、急だけど、実家に帰ることにした。
職場のiMacで、トライアスロンの完走証をダウンロードして、プリントアウトした。
取材を受けた新聞とかと一緒に、母に見せようと。

そしたら、父親の不在を強く感じて・・。
突然、さみしさがやってきた。
先週、死んで半年になった。
もう、普段、思い出したり悲しんだり、することはなくなってるんだけど・・。

マラソンの大会に出た、とか、どこかに旅行した、とか、誰かのライヴに行った、とか。
そんな、どうでもいい報告を、実家に寄るたび、父に話してた。
少しだけ会話をすると、父は2階の部屋に戻っていく。
なにも意識してなかったけど、僕にも、父にほめてもらいたい、気にかけてほしい、そんな感情があったんだって、死んでから気がついたかもしれない。

今日、職場で、久しぶりにさみしさがやって来て、突然こみあげてきた。
さみしいのに、あたたかいような幸せなような、変な感覚。

** ** ** **

僕のチームは、去年より順位は落としたけど、タイムは縮められたよ。
10kmのラン、タイムは46分51秒、ちなみにこれは、僕の10kmのベストタイムだよ。
ランだけのタイム一覧では、うもれてしまってる僕の数字だけど・・。
トライアスロン当日は、父の日だったね。
お父さん
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by ishokuju | 2015-06-27 01:17 | ため息が出る | Comments(0)

奈留島へのはがき

長崎県の五島列島(ごとうれっとう)、奈留島(なるしま)へは、朝の7時25分に船で着いた。
初めての長崎県。

ストリート ヴュゥで、島の予習はしていたので、迷うことなく、決めていたとおり、裏通りを歩く。
スカッとさわやかコカコーラ、の古い看板は、写真に撮りたかった。
あと、つぶれたパチンコ屋とか、古い町並み。
それとか、古い家ごしに、港や船の写真も撮った。

「みかんや」って食堂があって、そこが、朝8時にオープンすることも、前日、確認していた。
まだ、のれんが出ていないけれども、8時を過ぎたので、声をかけて中に入った。
ちゃんぽんをオーダー。
昨日、電話してきた人? って、おばさんに言われた。

ちゃんぽんを食い終え、店を出た。
さて、もっと遠くまで歩こうかな・・。
そしたら、店の横の出口から、おじさんが出てきた。

最初に、どんな会話をしたか、忘れたんだけど。
そしたら、はなしの流れで、車で島を案内してあげる、ってことになった。
え! いいんですか??

思いもよらぬ展開で、少し戸惑いもしたんだけど、とりあえず、白いセダンの助手席に乗った。
気づかれぬよう、酔い止めの薬を飲んだ。

奈留島の観光ポイントは、「瞳を閉じて」の歌碑、江上天主堂っていう教会、千畳敷(せんじょうじき)っていう海岸、の3つなんだけど(それ以外にもあるんだろうけど)、3つとも回れちゃった。
「瞳を閉じて」だけのつもりだったから、ほんと、思いもよらぬ、よね。
あとのふたつは、歩いては行かれぬ場所だもん。

僕は、前日、フェリー泊で寝不足で、すっかり車に酔ってしまったけど、おじさんのはなしは楽しかった。
こんなふうに、旅人を車に乗せるのに、なれてるのかな。
ここはむかし電電公社だった、とか、ここの船は全部廃船、とか、ここは子どものとき遠足で来た、とか。
ネタには困らないふう。

30分ほどのドライヴを終え、おじさんの車を降りた。
何度もお礼を言ったけど、言いたりない。
お礼の意味も込め、港の売店で、お菓子とか、お土産いっぱい買って、島にお金を落としてきたよ。
ストラップとかタオルとかまで、買ったもん。

奈留島をたずねて、1週間たったんだけど、やっと、車で案内してくれたおじさんに、お礼のはがきを書いたよ。
なんつうか、旅人・・、感傷的になってる自分・・、みたいなのに思いっきり酔いまくり。
はずかしい。
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by ishokuju | 2015-05-13 00:34 | ため息が出る | Comments(0)

大量の小銭

父の持ち物、いろいろチェック。
いらないもの、ガンガンごみ袋に入れるし、欲しいものは、もらう。
CDも、たくさんいただいてきた。

車の中も空っぽにした。
父は、死ぬ前日にも、車に乗っていた。
車に乗っている体勢は、すごく楽だったのらしい。

父の持ち物について、母にはわからないものも、ある。
母は、車の免許を持っていないので、車の中身をチェックできなかったり。
あと、クレジットカードを持ったことがないから、そのシステム(ETCとか)を理解してなかったり。
あと、CDというものを触ったことがないし、当然、DVD、ブルーレイディスクなどもあつかいも、わからない。
そういうのを、母に説明したり、する。

家以外に、別のところに、父の部屋があって。
そこにも、母と入って、ごそごそ。

こういうの、遺品整理、っていう作業?
でも、やさがしって感じ。
なにか、おもしろいもの、ないかなー、って。

いろんなものが出てきて、そのことは、ここには書けないんだけど。
それにしても、小銭!
父って、車の中でも引き出しの中でも、小銭をやたらためたがる。
これ、どうするつもりなんだろう。
できた小銭は、持ちたくなかったのかな。

すべての小銭を、ひとつにまとめて、いただいてきた。
すっげ重い。
1万円か2万円くらい、あるのかな。

** ** ** **

人の部屋に入って、引き出しを勝手に開けて。
普通なら、絶対にしてはいけないこと。
それを、母とやってる。

それが、なんとも奇妙な感覚だった。
父は死んだんだなあ、って、改めて感じた、というのでもなく。

そこに、悲しみはなくって。
なんて言えばいいのかな・・。
父を超えてしまった、って感じ。
だんだん、父が、小さく遠くなっていく。
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by ishokuju | 2015-01-07 02:27 | ため息が出る | Comments(0)

お母さん

ずっと病気と闘ってた、友達のお母さんが亡くなった。
夕方、友達がLINEで知らせてくれた。

この友達をかいして、僕とお母さんはいろんな情報を共有してた。
僕のことを、とにかくいろいろお母さんにはなししていたし、お母さんのことを、僕にはなししていた。

去年の阿波おどり。
桟敷席で、お母さんと初対面。
お互いが、あのうわさの! って感じで。
会うのがうれしいような、はずかしいような。

最後、お客さんは下におりられて、踊りまくる。
音が鳴り止んだあと、お母さんとハイタッチ。
仲良くなれて、すごくうれしかった。
そのときが、最初で最後だった。

夕方、LINEをもらって、ぼんやりした。
驚いたし、悲しいけど、それより、なんて返事したらいいか、その迷いのほうが大きかった。

とりあえず、あたりさわりのない言葉で返事をした。
看取ることができたみたいだから、よかったな、って言った。

友達から、もう、お母さんのおかしい笑い話を聞けなくなるんだな。
お母さんが亡くなったことより(こんな言い方、悪いけど)、そのことのほうが悲しくて、急に涙がこみ上げてきた。

友達は徳島にいるから、近くにいていられなくてつらい。
まだこのあと、いろいろあるからがんばる、って言ってた。
明日くらい、電話してみようかな。
声を聞いたら、僕のほうが泣いてしまうと思うけど。

毎週のように徳島に帰って、病気と闘ってるお母さんを見てきた。
お母さんもうれしかっただろうね。

今までおつかれさまでした。
僕と友達が仲良くしているのを、ずっと見守っていてください。





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by ishokuju | 2014-10-03 00:09 | ため息が出る | Comments(0)

元気でやりたいことやってるんです

土曜、昼過ぎ、部屋を出ようとしたとき。
ポストに、はがきが届いてるのに気づいた。

中学のときの、担任の、美術の先生から!
先月、個展に行ったから。
僕の住所、教えてたからね。

先月は、23年ぶりに会ったわけだけど。
はがきをもらうのも、そのころの年賀状以来だと思う。

個展に来てくれたことのお礼のはがき。
手書きのメッセージもそえられてた。

「すぐわかりましたよ
元気でやりたいことやってるんですね」

先月だって、個展の会場で、僕の顔を見るなり、真顔でフルネームを言われたり。
そして、このはがきのメッセージ。

うまく言えないんだけれど・・。
ものすごく、先生に、肯定された気分になったんです。
僕の、今までの生き方を。
会ってなかった23年を含む、僕の38年の。

元気でやりたいことやってるんです。
そして、もちろん、これからも。

(このあと、岡山に向かうため、マリンライナーに乗ったんだけど。
今、「悲しいほどお天気」を聴かずに、いつ聴く?!)
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by ishokuju | 2014-09-01 05:35 | ため息が出る | Comments(0)

先生に会う

今日は、中学校のときの先生に会ってきた。
中学校卒業以来、23年ぶり。
1年と2年のとき、担任だった、女の美術の先生。

先生の個展が開催されていることを、たまたま知って、今日、足を運ぶことにしていた。
大好きだった先生。
でも、久しぶりすぎて、楽しみというより、正直、こわい気持ちが大きかった。
画廊に入るとき、かなり勇気がいった。
15歳だった僕は、38歳になっている。

中に、先生はいた!
23年ぶりに見る先生!
変わってない!

いろいろ、言葉を準備していた。
お久しぶりです。
むかし、担任をしてもらった、○○です。
覚えてますか・・?

先生は、僕を見ると、僕が最初の言葉を発する前に、笑顔もないまま、僕の名前をフルネームで言った。
無感情に、単語だけをつぶやくような、その言い方!
先生の中に、僕がインプットされてた!

僕が準備していたあいさつの言葉は、無駄になってしまった。
うれしい、・・というより、なんか、はずかしい・・。
お互い、簡単に、近況報告。
年齢を聞かれたり。

僕、変わりましたか? って、馬鹿みたいなこと、聞いてしまった。
色が黒くなって、ひげがはえた以外、変わってないって言われた。

中学時代って、すごく好きだったから。
あのときの気持ちのまま、ずっといられたらいいなあ、って思ってる。
先生に、変わってないって言われて、なんだか、すごく、うれしかった。
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by ishokuju | 2014-07-14 02:28 | ため息が出る | Comments(0)

宝物、見つけた

さっきまで、15km、ジョギングしてた。
キロ6分、90分で、って決めて出発、きっちり、その通りに走れた!
Umm...、ひとりなら、きれいにイーブンペースで走れるのにな・・。


今日は、走ってるとき、思いがけないものを発見した。
ずっと、探していたもの・・。
見つけたときは、あっ!! って、声が出た。

** ** ** **

僕の、高校のときの親友が、高松に、住んでいたことがあるの。
(僕の地元は、徳島県。)
約20年前のはなしだよ。

僕は、大学で、福岡県にいた。
徳島に帰省中、高松の、その親友宅をたずねたりした思い出があって・・。

住所が、高松市中央町であることは、間違いない。
よく、手紙のやりとりをしてたから、それは、覚えている。
東横インのあたりね。

ジョギングをしてて、中央町のあたりを通ることはよくあるから、いつも、その、親友が住んでたアパートを、探してたの。
探すったって、僕は走っているから、せいぜい、目で建物を追う程度。

でも、どうしても、見つからない。
中央町も、そんなに大きな町でもないのに。
新しいマンションが建ってたりするし、たぶん、取り壊されたんだろうな、って思ってた。

さっき、走ってて、番町から中央公園、高松病院と南下、ローソンの前から大きな通りを横断、細い路地に入った。
ボーっと走ってたら、いきなり、右手に、そのアパートが現れた!
あっ!! って叫んだ!
こんなところにあった!
確かに中央町・・、でも、思ってた方角とは違ってたから、探せなかったんだ・・。

僕は、距離と時間を測ってたから、立ち止まることはできなかった。
アパートの前、あのころと同じ場所に、自販機があった。
うわー、今度、アパートの前を、しれーっと通ってみよう・・。

親友と、高松で会ったのは、ほんの数回のことなんだけど、それは、とても楽しい思い出。
でも、そのころとは、高松の街も変わってしまってる。
栗林公園の前にあった・・、なんだっけ、大型スーパーもハローズになったし。
栗林公園の前を通っても、動物のにおいがしなくなったし。
高松サティも、マクドの位置とか、むかしとは、中身、ずいぶん変わってる。

親友は、12年前、夭逝した。
なにか、忘れてしまっている思い出を、あのアパートの前に行ったら、思い出せないかな。
思い出って、宝物。
うもれてる宝物を、探してみたい。

また、夢に出てこないかな。
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by ishokuju | 2014-02-26 03:31 | ため息が出る | Comments(0)

ノルウェイの森の20年

てゆか、先月、僕、37歳になったんだった。

37歳がどうしたかって、村上春樹の「ノルウェイの森」が、主人公のトオルが今37歳、ってとこから本が始まるんだよねー。
うわ、ついにあの年齢になったんだ、みたいな。

トオルが、高校2年のときのことを回想する物語の始まり。
偶然にも、僕が初めてこの本を手にしたのが、高校2年のとき。
徳島県立図書館にて。

暗記するくらい読み返した小説なんだけど(ここ10年ほどは読んでないけど)、まさか主人公と同じ時間を過ごしてしまうとはな。
高校2年から37歳までの20年。

僕も、今まで、それなりにいろんなものを喪失してきたけど、37歳のトオルより、今、間違いなく幸せであると思うわ。
あの小説って....、本が終わったところから、冒頭の37歳になるまでのあいだの、描かれてない部分とか想像すると、複雑な気分になる。
よくないこと、いっぱい考えてしまう。

てゆか、なんで「ノルウェイの森」のことを思い出したかというと、今、村上春樹の本を久しぶりに読んでいるから。
本って、夢中で読んでたら、しおりなんていらない。
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by ishokuju | 2012-12-09 02:35 | ため息が出る | Comments(0)

桜町の郵便局

昨日、出社前、桜町の郵便局に行ってきた。
10年ぶりに。

今からちょうど10年前、2002年の10月に、ちょっとまとまったお金を、郵便貯金の定額貯金っていうのかな、あれに入れてたの。
それが、10年たって満期になって、そのお知らせのはがきとか来てたんだ。
その、手続きとかをしに。

今、住んでいる部屋から、桜町の郵便局は、遠い。
10年前に住んでた部屋からは、ここが近かった。
せっかくだから、同じ郵便局に行ったの、10年ぶりに・・。

10年前は、いろんなことが起こって、いろいろ悩んでた時期。
で、香川を離れようと思ってた。
このことは、職場の上司にも伝えたし、親にも言ったし、友人数人にも言ってた。

いろんなことを、ぐるぐるぐる、考えてて、で、結論は、香川を離れなかった。
今も、同じ職場で働いてる。
仕事が好きだから、そう簡単には離れられないよね。

気分転換に、引越しをした。
そのとき引っ越した部屋に、今も住んでる。
このとき、まとまったお金を、この郵便貯金に入れたのでなかったかな。

あのとき、10年前、香川を離れなくてよかった・・、って思うかといえば、それはどうなのかな、と思う。
離れればよかった、とも、離れなくてよかった、とも、どっちとも思わない。
香川が嫌いなわけではなく、かといって、それほどの愛着もない。
別の土地で生活を始めていたならば、それなりの出会いやドラマがあったはず。

職場は・・。
今、同じ職場に15年勤めているのは、ちょっと自慢かな。
10年前にやめてて、違う土地で再就職してたら・・、どんなだっただろう・・。

あ、やっぱり訂正。
やっぱり、香川を離れなくてよかった、って思う。
こんなふうに思うの、僕が年をとったからなのかな。
こんな若くなくなった今でも、まだ、香川で新たな出会いがあったりするもん。
まだまだ、ここにい続けるよ。
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by ishokuju | 2012-10-24 04:10 | ため息が出る | Comments(0)