悲しいほどお天気

個展の案内がうれしかった、って言ってるけど。
でも、彼女が個展に出かけたかどうかは、わからないと思う。

平凡ながらも、今の暮らしがあるし。
美術の世界から離れた彼女にとって、引け目があるかもしれない。
いつまでも、むかしのノリで接しられることに、とまどいがあるかもしれない。

「あなたが描いた風景」は、もう彼女の記憶の中にしかない。
かつては、その風景に、あなたとともに自分もいたのに。

それが、悲しいくらいにお天気なのは、遠い遠い、絶対に戻れない、あるいは、戻るつもりがない風景だからなのだと思う。

誰もが、ずっと一緒に歩いていけるわけでは、ない。
みんな、まだ、気づかず、過ごしていた。
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by ishokuju | 2015-05-21 05:16 | MUSIC | Comments(0)
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