植木等が亡くなった。
植木等って、僕にとって、特別好きでも嫌いでもない、わりと、こう言っちゃなんですけれども、どうでもいい芸能人でした。
会社の帰り、アイポッドで、普段あんま聴かない曲をプレイさせる。
植木等のおしゃべりが入っている曲を入れているので。
彼が79歳のときにリリースされたCDで、ほかに、谷啓とか松任谷由実とかが参加しているもの。
CDを買ったけれども、シングルだから部屋では聴かないし、アイポッドに入れてるけど、やはりそんな聴かない曲だったりするわけよ。
いつもの帰り道、いつものチャリンコ手ばなし運転で、この曲を聴く。
曲の間奏部分、植木等の声、なんか、ちょっとショックだったわけ。
この声の人物はもう死んでいるんだな、と。
わりと最近の曲だしね。
ちょっとした衝撃を受けた。
悲しい、なんてのとは全く違う、悪い言い方をすれば、ちょっとこわい、っていうのが近いかな。
死んでるけど、魂はまだ残ってて、イヤフォンから耳に入ってきそう、みたいな・・。
というか、僕、死んだ人のCDって持ってないんじゃないかしらん・・。
考えてみたけど、たぶん、持ってない。
CDを買ったアーティストで、初めて死んだ人かもしんない。
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このCDを買ったの、大阪のマルビルのタワーレコード。
その夜、ショウコと鯨との3人で飯を食ったの、思い出した。