あの頃のまま

日曜の夜、三宮からの帰りのフェリー、Uから電話があった。
もう、今週中にも、香川を離れるので、○○さん(僕の苗字)から借りているままのキーボードを返したい、と。
6年間の、香川での生活を終え、九州に帰るのだと。

翌日、夜、びっくりドンキーで会った。

Uは、僕の福岡の大学のときの、サークルの後輩。
知り合ったのは、19歳とか20歳のとき。
1年後輩だけど、Uは一浪なので、同い年。

22歳で、僕は就職で、福岡を離れ、香川へやって来た。
それから5年後、Uまで、仕事で、福岡から香川へやって来たのだった。

徳島県出身の僕と、佐賀県出身のUが、福岡県の大学で出会い、別れてから5年後に、香川県で再会した、というわけだ。


Uが香川にやってきた当初は、しょっちゅう会ってた。
なつかしいサークル時代が、またやってきた、って感じで・・。

でも、「楽しかったあの頃」は、もう僕には遠い思い出なのであって。
毎日毎日集まって、練習に没頭してひとつになっていたあの頃は、もう昔のことなのであって。
いまだに、あの頃と変わらない、青春真っ只中のノリのUとは、会うのがしんどくなっていった。


僕は、環境が変わると、それまでのものは、わりとはっきりと切り捨てるほうだ。
中学高校の友達は、今はひとりもいないし。
大学のサークルのことも、もう終わったこととして、胸においていた。

Uは、今も、いつも10年も前の当時のメンバーと連絡をとりあってて。
懐かしいけれど・・、ちょっと切なさを通り越して、苦しさもあった。
4年も、毎日毎日会ってた連中だし、いろんなこともあった。
好きだったやつもいた(僕の初恋)。


ここ最近は、1年に1回くらいしか、Uと会っていなかった。
同じ香川にいながら、薄情だって、Uには思われていただろうな。

びっくりドンキーのパーキングで、キーボードをもらって、別れた。
新しい住所がわかったら教えて、なんてUには言ったけど、連絡するかどうかは、わからない。
次、いつ会うのか、会うことがあるのかどうかも、わからない。

Uが香川を離れたことで、もう完全に僕のサークル時代が閉ざされてしまった気がする。
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by ishokuju | 2008-12-10 00:00 | ちょっと聞いて | Comments(0)
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