「北の国から'92巣立ち」を、先輩から借りた。
いや、借りた、というのは、正確な言い方ではない。
この、北の国からのDVDシリーズを、同僚らで共同でお金を出し合ってレンタルしてて。
で、DVDにコピっているものなのだ。
僕も、お金を出しているのだ。
DVDにコピったもの、ディスクそのもの、僕はいらない、と言っているので、コピったものを順番に借りているのだ。
映画とか、DVDとして、手もとに残そうと思わない。
それが、好きなアーティストのライヴ盤とか、エロティックなDVDとか、何回も何回も、自分を興奮させるために観る、つまり「使う」ものであれば、手もとに残したいと思うけど。
でも、映画は、一回観たら、しばらくは観たくない。
感動したものであれば、なおさら。
だから、「北の国から」シリーズも、もう、次に観ることはない、ってつもりで、慎重に観てる。
なにかをしながら、なんかじゃなく、それに没頭して観てるよ。
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前に、友人と話したことがあるんだけど、感動した映画を、再度観なおすかどうか、って。
僕は、1回目の感動が、2回目観たときに、薄れてしまうのがいやだなあ、って言った。
あんなに感動したシーンなのに、次に見たら、あれ? なんか、思ってたより、感動しなかった、とか、変なところ、見つけちゃった、とか。
結局、2回目、観終わったときには、感動がなくなっちゃってた、ってのがイヤだな、って思う。
友人は、1回目の感動はそのまま置いておくことができる、って言った。
1回目の感動は頭に残しておいて、さらに次の発見とか新たな感動を得る、と。
まあ、これは、人それぞれで、どれが正しいか、言い切れないと思う。
でも、僕は、感想(感動)は「上書き保存」する。
してしまう。
最初の感想(感動)を覚えていても、上書き保存されちゃうと、それはもう、『自分のなかでは無効』。
こういうの、恋愛でも言えてることかも。
「前の恋愛を全く消し去って、次の恋愛」、あるいは、「前の恋愛は前の恋愛で、で、次の恋愛」。
僕は、恋愛においても、上書き保存、かな・・。
みなさんは、どうですか?