昨日、とあるCDを入手したのだ。
「セーラー服と機関銃」という、変わったタイトルの歌を・・。
30年も前の歌だったり、する。
不思議なタイトルの歌だけど、もっと不思議なのは、この歌の歌詞には、セーラー服も機関銃も出てこないってこと。
これには、いろいろ、大人の事情があったらしい。
まず、最初に、「セーラー服と機関銃」ってタイトルの小説があって、同じタイトルで映画化されることになった。
映画『セーラー服と機関銃』の主題歌として、ある男性歌手の歌が準備されていた。
だがしかし、この主題歌を、この映画の主人公の女の子に歌わせたい、という話が出てきた。
で、歌のタイトルだけを「セーラー服と機関銃」に変更して、彼女のデビューシングルとしてリリース、みたいな。
ええーー、そんな理由で、歌のタイトルを映画と同じにしちゃうだなんて・・。
歌の内容と、まったく関係ないし・・。
(ただ、レコードジャケットは、歌ってる女の子が、セーラー服を着て機関銃を持ってたりして。
そこだけは、タイトルに忠実。
ちなみに、この映画、やくざ映画なんだよ。)
で、映画もヒット、レコードもヒットしたのだと。
ところで、2枚目のシングルを出すときに、レコード会社を移籍したんだって。
それにともない、「セーラー服と機関銃」を、録音しなおしたり、したみたい。
今、出回っている「セーラー服と機関銃」は、移籍後の新録音のものがほとんど、なのだという。
昨日、僕が手にしたのは、オリジナルの、古い録音のものなのだ。
やったー。
さて、どういう経緯で、このCDを入手したのか。
それについては、次回書きますーー。