5月24日、松任谷由実が新しいアルバムを出す。
彼女のアルバムを初めて買ったのは、6年生のとき。
発売日にアルバムを予約して買うことを、僕は中1のときから続けている。
発売日は、昼勤の週だ。
昼休みに会社を出て、ショップに買いに行こうか、それとも、退社してから買いに行こうか。
それによって、予約する店も変わるなあ・・。
それに、もちろん、今回のアルバムは、まず最初に車でプレイさせる。
18年間、アルバムを買ってきて、初めての試み。
CDを買って、車に戻って、すぐにCDのヴィニールを破る自分を想像できる。
どの道を走りながら聴こうか、考える。
6年生の終わりに、初めて買ったアルバムは、カセットテープだった。
3000円近い、高価な買い物。
1曲目は、タイプライターの音から始まる曲。
今聴いても、ドキドキするイントロ・・。
中1のときのアルバムは、CDを買っていいのかレコードを買っていいのか、迷った。
CDってどういうものなのか、よくわからなかった。プレイヤー、持ってないし・・。
レコードを買ってみた。
中2のときのアルバムは、学校の帰りにショップに寄った。
特典でブックレットとか、あと、くじを引いて消しゴムとかもらえた。
銀色のドレスを着て、銃を構えてるポスターをずっとながめていた。
CDの発売の時期は、それらの出来事をすごく思い出す。
今、そのときのショップ、もうない。
なんか、思い出すと涙が出そう。
僕の青春そのもの、って気がする。
僕、もう30歳よ。でも、13歳のときと、なにも変わっていなくって、ちょっと驚く。
ユーミンが変わっていないことにも驚かずにいられない。
そして、僕の年齢が、ユーミンを好きになったときの彼女の年齢に近づいていること!
とにかく、発売が楽しみ。
先月も今月も、楽しいことがちょっと多すぎる。なんか不安なくらいに。