人気ブログランキング | 話題のタグを見る

読書感想文

子どものころ、夏休みとか、読書感想文、書かされた、あれ、すごいいやだった。
いやじゃない人、いるかしら。



ああいうの、やめればいいのに、読書ばなれをすすめているようにしか思えないな。



本を読み終え、ものすごく『なにか』を感じた。
でも、その『なにか』って、言葉にするの、すごく困難なことじゃないだろうか。


原稿用紙を前にして、さあ、文章を書かねばならない。
強く感じてた『なにか』があるんだけど、文字にできない。
結局、物語のあらすじを書いたり、陳腐な表現しか書けなかったり。



感じたことを文章にするのって、ものすごく、才能とか訓練とか時間とか、必要だと思う。
今、思うと、原稿用紙って、一度書くと、訂正もしづらいもの。



せっかく感じた心の中の『なにか』を、そんな原稿用紙のつまらない文章にしてしまうの、すごい残酷なことのように思えるな...。

なんでもかんでも、言葉にして伝える必要は、ないと思う。
by ishokuju | 2009-10-25 02:30
<< 電話かけてこないで 智恵子抄(ちえこしょう) >>